連日、数万人の新たな感染者が出る中、ロンドンを含むイングランド地方では19日にロックダウンが完全に解除されました。
日本人が経営する小さなお好み焼き店でも、新型コロナとの共生を模索する日々が始まりました。
不安と期待が入り混じる朝。
大阪出身のプリーストマン玄子さんが切り盛りするロンドンのお好み焼き店「おかん」も日常を取り戻す一歩を踏み出しました。
実はこの日を迎えるにあたって、店にはある変化がありました。
ロックダウン解除を目前に控えた16日、玄子さんは店内の模様替えに追われていました。
その目的は店内に席を置くこと。
「おかん」の店内はわずか6坪、これまでは1メートル以上のソーシャルディスタンスを確保するという政府の規定により置けなかったのです。
かつてこの小さな空間に客が肩を寄せ合い、お好み焼きをほおばっていた日常。
しかし、度重なるロックダウンで客がいない日が「日常」となってしまった時期もありました。
今年4月制限が一部緩和され、営業を再開できましたが、席を置けたのは外だけでした。
今回の規制解除で、ソーシャルディスタンスの制限もなくなります。
知らず知らずのうちに当たり前になっていた「人と人との距離」ももう、とる必要がなくなったのです。
とはいえ感染者数が増加傾向のイギリスでは、感染対策には慎重を期します。
マスクの義務化は解除されましたが、スタッフのマスク着用も手洗い、消毒もいままで通りです。
そして迎えた開店。
しばらくすると店内に2人組の客が注文をし終えると、2人は立ち上がり厨房へ。
お好み焼きの調理風景に興味津々です。
店内飲食の再開に、客は「特にこういうお互いの距離が近い場所で制限がなくなるのは良いと思う」と話しました。
ジョンソン首相が掲げる「新型コロナとの共生」。
6坪の小さな店でもその付き合い方を探す日々が始まります。
玄子さんも「今はもう前進あるのみですね。スタッフも生活ありますし、こうやって喜んでくださるお客さんもたくさんいるので。コロナと生きなしゃーないですもんね」と話しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
英 6坪のお好み焼き店から探る“コロナとの共生”(2021年7月26日)
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