EU(ヨーロッパ連合)の動きやグレタ・トゥーンベリさんの活動など、今年は世界で環境を考える1年になりました。そんななか、松島倫明さんが編集長を務める「WIRED」日本版の最新号では「地球のためのディープテック」と題して、地球環境に関する研究や取り組みを特集しています。そのなかから、新世代の農業に取り組む企業を取材しました。
東京・日本橋で「PLANTX」が手掛けているのが植物工場の開発。太陽光や土を使わず、すべてを箱の中で管理しながら野菜を育てる新世代の農業です。様々な企業が研究を進めている植物工場で、PLANTXが差別化を図るのが閉鎖された箱型という点です。
PLANTX・山田耕資社長:「(Q.箱の中でやってるからこそ測れる)おっしゃる通りですね。箱の中でやっていないと外来要因も多くてなかなか測れないし、理屈通りいかない」
温度や湿度、光の量にムラが出にくいため、常に均一な環境が棚ごとに整うようになっているといいます。量産タイプの生産装置としては世界初です。植物工場では天候や四季を問わず、環境に影響を受けないため一定の量の野菜を安定して作ることができます。植物工場が世界中に広まることによる食料問題の解決が今、期待されています。ただ、大きな問題はコスト面です。
PLANTX・山田耕資社長:「(Q.植物工場では電力がかかる)大きな課題です。今までの農業では太陽光を使っていたので、ほぼ電力は消費しなかった。それをLED(発光ダイオード)に切り替えたことによって、電力の消費量は今までの農業と比べ上がっている」
インターネットが発達しなければここまで普及しなかった可能性があったパソコンのように、植物工場には電力問題の解決が必要不可欠です。植物工場が目指す未来について、山田さんはこう語ります。
PLANTX・山田耕資社長:「今までの野菜の品種は病気抵抗性が高いなどが第1要件。どんなに味が良くても、病気抵抗性が低いと商品化できなかった。植物工場だと第1要件を味・健康成分を豊富に含んでいるにできる。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
新世代の農業“箱型植物工場” ソフトで育成管理(19/12/12)
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