◆2020年5月3日 サンデーLIVE (https://www.tv-asahi.co.jp/sundaylive/) で放送
病院に届けられた「フェースシールド」
そこには、地元の病院と町工場の不思議な縁がありました。
東京都・大田区で、自動車部品の製造を行っている町工場「トライキッツ」
社長である河合さんが、地元の病院から、医療物資が不足しているとの
悲痛な相談を受けたのは1か月前のことでした。
●トライキッツ 代表取締役 河合広介さん
「明日にでも今日にでも、足りてないんで、
できる限り急いでくださいってことは言われました」
窮地に立たされていたのは、町工場と同じ大田区にある「大森赤十字病院」
2月末から、新型コロナ患者の受け入れを続けてきましたが、
医療物資の不足が深刻化し、
ついには、防護服をゴミ袋などで手作りする事態にまで陥っていたのです。
●大森赤十字病院 井田智則 医師
「本当に非常事態です。
物資のない状況で診るのは非常に不安があります」
感染の恐怖にさらされ続ける医療現場。
一番必要としていたのは、
治療時に顔への飛沫を防ぐ「フェースシールド」でした。
しかし、どこにも在庫はなく・・・
●大森赤十字病院 井田智則 医師
「しょうがないんで通常のゴーグル。
ほほとかそういうところになんか病原体が
つくんじゃないかと不安を感じながら診療していた」
そこで、病院は地元で町工場を営む河合さんに、
ワラにもすがる思いでフェースシールドを製作できないかと
相談を持ち掛けたのです。
河合さんは、この相談をすぐさま快諾。
本業そっちのけで発注からわずか1週間で、500個を製作したのです。
河合さんを突き動かした原動力。
それは、病院に対する「ある特別な思い」からでした。
●トライキッツ 代表取締役 河合広介さん
「たまたまだったんですけど、私が生まれた病院です。
凄いご縁だと思いました。もうやるしかないなと」
自分が産まれた病院の力になりたい。
河合さんは、限られた時間の中で知恵を絞り、
繰り返し使えるフェースシールドを完成させました。
曇りが出ないよう、顔との間にスペースを作るなど
シンプルな形の中に様々な工夫も。
●大森赤十字病院 井田智則 医師
「いつ物資の不十分な状況で院内感染起こすかと
いつもそのリスクを心配しながら
日々診療しているんです。
そういったところで、すごく使い勝手のいい、
質のいいフェースシールドを供給していただけて
感謝しかないですね」
地元の病院と町工場の不思議な縁。
河合さんは今後、地域で休業中の人々の力も借りながら
フェースシールドの製作を続け、ゴールデンウィーク明けには
新たに2500個を納品する予定です。
●トライキッツ 代表取締役 河合広介さん
「ほんとびっくりですね。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
自動車部品製造の町工場がフェースシールドで#医療従事者にエールを 自分が生まれた地元の病院と町工場の不思議な縁 (2020/05/03 放送)
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