東京では10日に過去最多となる602人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。目先の数字に過剰反応してはいけないという部分もありますが、東京都ではどの数字に注目しているのでしょうか。東京都庁クラブから報告です。
(鈴木彩加記者報告)
東京都では現在、検査の数を確実に増やしている状況もあるので「9日に500人台だった、それが10日に初めて600人超えたのか」と、その数字自体については都庁内の幹部の間でも大きな驚きはなかったようです。
ただ、その一方で一番、危機感が強まっているのが入院患者の数が増え続けているということです。現在、この1週間で都内の入院患者は新たに約200人増えました。緊急事態宣言が解除されてから最も多かった8月上旬の水準を連日、更新している状況で現在、東京都が確保している病床の約7割が埋まっています。専門家は、この状況について「コロナの患者のための医療と通常医療の両立に困難が生じている」としていて、病床の数や受け入れの調整、職員の負担などあらゆる面で体制が逼迫(ひっぱく)し始めていると危機感を強めています。
また、まもなく訪れる年末年始について、週末と同じような休日対応となるために病床の確保についてはより一層、必要になってくるのではないかという認識を示しています。
東京都は飲食店などへの営業時間短縮の要請を始めてからまもなく2週間が経ちます。しかし、都庁内ではこのままの状況が続けば医療の崩壊を招きかねないとして当初、期限の終わりとしていた今月17日に解除するのは難しいのではないかという声が上がり始めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
東京都は「感染者数より入院患者数の増加に危機感」(2020年12月10日)
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