建物の高さ規制を緩和するべきか。京都駅周辺の再開発をめぐり、意見が割れています。
市が緩和を検討する背景に、人口減少への危機感がありました。一方、地元の反対意見も根強く、賛否の溝は埋まっていません。
京都市では長らく、条例により高い建物が建てられないことになっていますが、京都駅周辺に限りその高さ制限を緩和する案が検討されています。
京都駅周辺の高さ規制を、現在の上限31mから最大で2倍近く緩和するというものです。
緩和を検討する理由について、市の都市計画局に聞きました。
岡田耕介課長
「京都にきた学生が就職をきっかけに市外に出てしまうところを、なるべく京都でそのまま働き続け、住み続けていただきたい。魅力的な働く場をもっともっとつくっていくことがすごく重要な課題になっています」
京都市は2020年から3年連続で人口減少数が全国最多となりました。特に若者の流出が顕著だと言います。
そこで、新たなビジネス拠点の創出が必要だと考えた市は、京都の玄関口に目を付けました。京都駅はアクセスが良く、たくさん人も訪れる場所なので、魅力的な働く場を集積できるポテンシャルの高い場所です。
市は、都市計画に詳しい関西の大学教授らに依頼して、去年4月から駅周辺の再開発のあり方について検討を進めてもらい、12月には意見案がまとめられました。
【議論】京都駅前に高い建物認める?認めない? 規制緩和で割れる市民 市は人口減少の打開策として期待「働く場をつくりたい」
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