アメリカとイスラエルによるイラン攻撃が始まってからまもなく1週間。
アメリカ国防総省は4日、イランから3000キロ以上離れたインド洋・スリランカ沖でアメリカ軍の潜水艦がイランの軍艦を魚雷で攻撃し、撃沈したと発表しました。イランの軍艦は国際観艦式から帰還中でした。スリランカ海軍によると、32人が生存、87人が死亡、約60人が行方不明ということです。
日本時間の3月6日朝、アメリカのトランプ大統領は「武器を捨てよ。さもなくばお前たちは確実に死に直面するだろう」と革命防衛隊や軍に対して武器を捨てて投降するよう改めて呼びかけました。
こうしたことを受けて、国際政治学者の高橋和夫さんは「アメリカは戦時中を言い訳にしているが、国際法的にアウト。ただ同盟国の日本は、なかなかアメリカに強く言えないだろう」と指摘します。
一方、イランの革命防衛隊は5日、ペルシャ湾北部でアメリカの石油タンカーを攻撃したと発表。さらに、革命防衛隊がオマーン湾に展開していたアメリカの原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を無人機で攻撃したとイラン国営テレビが報じました。被害の有無など詳細は不明だということです。
武力衝突が続く中、各国の“ホンネ”について高橋さんに聞きました。
高橋さんによると、イランは「やられっぱなしだから、もうそろそろ終わりたい」と考えていて、ほとんどの周辺国は「とばっちりが迷惑なので、もうやめてほしい!」という考えではないかということです。
これに対し、アメリカのトランプ大統領は「中間選挙もあるし、戦争は長引かせたくない」という考えである一方、イスラエルのネタニヤフ首相は「イラン体制を崩すためにとことんやってやる」という考えで、高橋さんは「トランプ大統領はネタニヤフ首相の手の平で転がされているだけ」と指摘します。
(「newsおかえり」2026年3月6日放送分より)
「トランプ大統領はネタニヤフ首相の手の平で転がされているだけ」 アメリカもイランも長引かせたくない? 攻撃の応酬続く中…各国のホンネは【識者解説】
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