おととし、滋賀県大津市で保護司の男性を殺害したなどの罪に問われている男の裁判員裁判が始まり、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
保護観察中だった飯塚紘平被告(36)はおととし5月、面談中に保護司の新庄博志さん(当時60歳)をナイフや斧で複数回切りつけ、殺害した罪などに問われています。
この初公判を、新庄さんからもらったジャケットに身を包み、傍聴した男性がいました。
谷山真心人さん(28)。新庄さんとの出会いは約10年前。10代から非行を繰り返してきた谷山さんの4人目の保護司でした。
谷山真心人さん
「僕でさえ、新庄さんと10年の付き合いの中で、最後の3年ぐらいで心を開いている」
新庄さんに心を開くまで7年。再犯して刑務所に入っても、見捨てず手紙を届けてくれました。
谷山真心人さん
「17~18の頃に出会って刑務所に入るまで、どうでもいいと思っていた新庄さんのことを裏切っても裏切っても、僕のことを否定せず帰りを待ってくれていて。社会の手を差し伸べてくれた」
17日から始まる裁判の行方を見届けたいと話す、谷山さん。
谷山真心人さん
「なんで新庄さんに殺意を向けたのか、殺されなければいけなかったのか。自分の耳で聞きたい」
午前中の審理を終え、谷山さんは…
谷山真心人さん
「(事件の)状況が鮮明にわかるだけに、聞いていてつらかったです」
「(被告と同じ立場だったので)被告の立場になって裁判を聞いていた。それだけに、被害者が新庄さんというのでつらかった」
殺害された保護司との出会いは10年前 “更生”した男性が裁判傍聴 「裏切っても裏切っても、手を差し伸べてくれた」
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