神戸市の1月の降水量は0mm、京都市も0mmでした。
京都市内を流れる高野川は、本来流れているはずの場所に水が流れていません。干上がった状態になっています。京都を流れる一級河川・高野川は、鴨川の上流を流れる川で、普段は豊かな水量を誇っていますが、その水は一部が干上がった状態になり、川底の土があらわになっています。
京都市と神戸市で、月間降水量0mmを記録したのは観測史上初めてのことです。その背景について気象庁は、特に東海・近畿太平洋側・四国・九州南部で、過去の同じ時期と比較して30年に1度程度の顕著な少雨となっていると説明しています。
気象庁によると、太平洋側の広い範囲では、今後も1カ月程度、晴れの日が多く、まとまった雨は降らない見込みだということです。
京都市民
「もう30年ぐらい住んでいますけど、(水位が低いのは)あまり見ないので、見に来ました。いつも水が端まで来ていて『きれいな景色やな』と見に来るところなので、ちょっとさみしい感じになりますね」
一方、こちらは京都の繁華街を流れる高瀬川。春には桜の名所となるこの川、鴨川から水を引いている運河なのですが、現在は川底が見えているような状況です。
高瀬川沿いで店を経営している人
「30年店を構えていますが、これは本当に初めてです。石あるでしょ、あのところまで大体(水が)あるんですよ。それが全部ない。ゴミばっかり」
また、川の水が少ない影響か「1番の影響は臭いが上がってくる。何て言うのかヘドロみたいな匂い」とも話しています。
去年12月27日から降水量0mmが続き、3日午前3時までの1時間にようやく1mmの雨が降った京都市。38日間雨が降らなかったことは、実に観測史上2番目の長さです。現状、ただちに水道用水に影響がある状況ではありませんが、気象庁は「林野火災予防のため火の取り扱いに十分注意いただきたい」と呼びかけています。
雨が降らなかった傾向は全国的にみられますが、その背景として、そもそも冬のこの時期は雨が少ないことがあります。そして太平洋側では低気圧の影響が小さく、高気圧に覆われた結果、晴れの日が多くなり極端に雨が少なくなってしまったということです。ちなみに、「降水量ゼロ」とは言うものの、全く雨が降らなかったとも言い切れないそうです。0.5mm未満の降水があった場合でも、1日の観測データでは0.0mmと表示されることになります。ただ記録としては降水量が0mmということになるんだそうです。
気象予報士・岡雄介さんの解説
「いまの時期は1年で1番雨の少ない時期で、大阪でも平年の1月の降水量は50mm前後です。1回のまとまった雨で10mmから20mmぐらいなので、平年でも2、3回ぐらいしかまとまった雨のチャンスがない。その雨をもたらす低気圧が、なかなか本州あたりまで来ずに、うわづった形で日本海を通過していったので、あまり太平洋側に雨が降らず、全体として降水量が極端に少なかったということになります」
今後1カ月の雨の見通しです。近畿2府4県は、日本海側では平年並みに雨が降るという予想ですが、太平洋側は雨が少ないという見込みになっています。1月22日には、気象庁・消防庁・林野庁が合同で林野火災予防を呼びかけています。たばこなど小さな火種にも注意が必要で、乾燥しているので火災には十分お気をつけください。
(『newsおかえり』2月3日放送分より)
観測史上初! 京都市と神戸市で1月の降水量が「0mm」に 30年に1度の記録的少雨で 京都・高野川は一部干上がり 高瀬川は川底あらわに 大規模な林野火災にも警戒を
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ