25日、東京・上野動物園の双子パンダは最後の観覧日となり、開園前から多くの人が列を作りました。
上野動物園の双子パンダが27日にも中国・四川省へ。
54年ぶりに日本のパンダが「ゼロ」になることになりました。
“アフターパンダ”、その損失はいかほどになるか、大学教授の試算を見ていきます。
ここでジャイアントパンダの歴史をざっくりと振り返ると、1972年に上野動物園にカンカンとランランが来たことで日本で初めてパンダが見られるようになりました。
その後、1994年には和歌山のアドベンチャーワールドに永明が来日しました。永明は16頭のパパということで一躍有名になりました。
2000年には神戸の王子動物園にタンタンとコウコウが来日。
国内ではこれまで、あわせて39頭のパンダが飼育されていました。
ところが、去年の6月にアドベンチャーワールドから4頭のパンダが返還され、そして27日、上野動物園から「シャオシャオ」と「レイレイ」の2頭が返還されることに。
パンダ「ゼロ」、経済への影響はどうなるんでしょうか?
関西大学の宮本勝浩名誉教授によると、和歌山県白浜町では1年間で約41億円の経済効果の損失、東京・上野エリアでは1年間で約154億円の損失が見込まれるということです。
あわせて、少なくとも1年間で約195億円が失われることに・・・。
ただ、アフターパンダの町も、ただ受け入れているわけではもちろんありません。
約41億円の損失と試算された和歌山・白浜町では、町の魅力に気づいてもらおうと、様々な動きが。
子ども料金を無料にするなど、おトクに泊まって貰うため、戦略的に宿泊料を下げる宿泊施設や、“パンダの影”に隠れてあまり発信できていなかった観光地の発信など、アフターパンダに向けて様々な取り組みが動き出していました。
元々からあった魅力を観光客に再発見してもらうために再発信していく、ピンチをチャンスに変えていく取り組みが進んでいます。
54年ぶり国内パンダ「ゼロ」 “アフターパンダ”のピンチをチャンスに!? 魅力再発見・再発信への挑戦は
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