大阪府知事・市長が辞職願提出、都構想めぐり「出直しダブル選」へ
大阪府の吉村知事と大阪市の横山市長が16日、辞表を提出しました。 来月に見込まれる衆院選と同じ日に、「大阪都構想」への再挑戦の是非を問う出直しダブル選に臨む考えです。しかし、急浮上した「3度目の住民投票」の可能性に対し、党内からは異論も噴出しています。
吉村知事の決断:万博後の成長に向けた「3度目の挑戦」
16日午前10時半すぎ、大阪府の吉村知事は辞表を提出し、その理由を語りました。
(吉村知事) 「身の引き締まる思いです。選挙戦を通じて大阪の成長のため、万博後の大阪の成長のために『都構想』を必要だとその設計図を作り、挑戦させてくださいということ選挙戦を通じて訴えていきたい」
これまで2度否決された「大阪都構想」ですが、吉村知事は大阪の成長戦略として不可欠であるとし、再挑戦の是非を問う意向を示しました。
党内からの懸念:「なぜ今なのか?」
大阪市を廃止し特別区を設置する「大阪都構想」は、維新の会にとって結党時からの最重要政策(一丁目一番地)ですが、過去2回の住民投票では僅差で否決されています。 突如浮上した再挑戦の動きに対し、党内からは戸惑いの声が上がっています。
(河崎大樹・大阪府議) 「最後は決まったことに一枚岩で頑張っていければと思うが、時間がかかるかもしれない」
(馬場伸幸・衆院議員) 「粗いやり方をやって、もし今度『大阪都構想』がダメになって、うちのリーダーを失うことは避けたい」
多くの議員が出直しダブル選に反対しており、その背景には**「プロセスへの疑問」**があります。
プロセスの是非:公約になかった再挑戦
反対意見が多い理由について、大阪維新の会の幹部は次のように述べています。
(高見亮・大阪市議団幹事長) 「“出直し”というやり方が果たして最適なのかどうかというのは、いろいろ疑問が残るところがある」
本来、都構想の議論を進める「法定協議会」の設置には府市両議会の賛成が必要ですが、前回の統一地方選で維新は「3回目の挑戦」を公約に掲げていませんでした。
(高見幹事長) 「やっぱり次の統一地方選挙で『大阪都構想をやりたい』と掲げて、そこから大阪都構想に全力で動き出す。これが適切なプロセスではないのかという意見が全員そうでありました」 「『意思を尊重したい』という気持ちもないわけではない。一方、我々はまだ(信を)問えていないという状況で、どう考えたらいいんだろうかというのは残ります」
横山市長も辞職、衆院選への影響
同日午後、大阪市の横山市長も辞表を提出しました。 出直しダブル選の投開票日は、来月実施見通しの衆院選と同日が想定されています。これに対し、「国政政党の代表・副代表が地元選挙にかかりきりになること」への批判も党内にはあります。
(横山市長) 「国政政党の代表と副代表が本来であれば、大阪以外でも活動するべきではないかというご批判の声は一定程度やっぱり出ると思う。その分しっかり改めて維新の政策や必要性、都市制度の改革の必要性というところを愚直に訴えて、その姿勢を力強く発信することで少しでも全国の候補者のサポートになればと思います」
(出典:「newsおかえり」2026年1月16日放送分より)
大阪の“出直しダブル選”に党内からも異論噴出 幹部「やり方が果たして最適なのか」
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ