卵の価格がいわゆる「エッグショック」の時を超えました。クリスマスや正月を前に、生活への影響は避けられそうにありません。
■1パック376円 ‟エッグショック”超えに「来るたびに値上がりしている」
大阪府八尾市にあるスーパー「フレッシュマーケットアオイ」では、卵の値段が9月ごろと比べ、約1割上がっているということです。
(福戸あやアナウンサー)「卵売り場です。価格をみますと、税込み376円などとなっています」
Q.卵の最近の価格はどうですか?
(80代の客)「来るたびにわずかに上がってるなあという感じがします。でもやめるわけにいかへんしね。毎日最低1個は食べるんで」
(30代の客)「前よりは買う頻度が減っているかもしれない」
大阪のMサイズの卸売り価格は、おととしの“エッグショック”を超え、17日時点で1キロあたり350円と過去最高値になっています。
高騰の主な原因は鳥インフルエンザです。
16日にも、兵庫県姫路市にある24万羽を飼育する農場で陽性が判明しました。
また、影響は値段以外にも広がっています。
「フレッシュマーケットアオイ」では、卵の流通自体も不安定になり、入荷できる数が減っているといいます。
今後の値段の見通しについては、「さらに上がる」と予想します。
(フレッシュマーケット・アオイ)「クリスマスシーズンを迎えますし、おせちの関係もございます。鳥インフルエンザも収まる様子はないので、今後さらに上がっていくように考えております。」
■たまご欠かせない親子丼も値上げ
ここ最近の鶏卵価格の上昇で、値上げを決断した飲食店もあります。
「蘭王卵」でとじた親子丼が評判の「手打ちうどん処 不二家」は、卵の値段に加えて米の高騰などもあり、今月から親子丼の値段を950円から1000円に上げました。
(Q.葛藤はありましたか?)
(藤坂圭司店長)「ありますね。ただ、うちもしんどくなってきたので。」
来店客の受け止めは・・・?
(来店客)「全然気にせず、食べに来ると思います」
(Q.1000円からさらに上がったら?)
(来店客)「ちょっと厳しいですけど、僕は好きなので食べに来ると思いますね」
卵をふんだんにつかった親子丼の量も質も妥協しないという藤坂店長は、今後の価格変動を懸念します。
(藤坂店長)「お客さんに喜んでもらえると何とかやっていける。また上がる・・・とは思いたくはないですね」
■今後も鳥インフル流行なら「最高値更新」と専門家
流通経済研究所の折笠俊輔さんは鶏卵の値上がりについて「全国で発生している鳥インフルエンザの影響。感染が拡大すれば、史上最高値を更新するだろう」と分析しています。
今後も、卵の価格は上がる可能性がありそうです。
卵の価格”エッグショック”越え・・・大阪では史上最高値 鳥インフル拡大なら「今後も上昇」 1パック300円台後半の水準に 値上げ決めた飲食店も
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