物価高対策で、大阪市では「プレミアム付商品券」を発行することが確実になりました。
政府は「おこめ券」を配ることを推奨していましたが、大阪市は異なる対策を選んだ形です。
・補正予算案が衆院予算委を通過 「おこめ券」推奨の交付金も
今年度補正予算案は11日、衆議院予算委員会で可決されました。与党に加え、国民民主と公明が賛成に回りました。
参議院でも両党が賛成する方向で調整しているため、補正予算案は来週までの会期中に成立することが確実視されています。
補正予算の総額は約18兆3000億円で、そのうち8兆9000億円が物価高対策です。
中でも手厚く配分されているのが、2兆円の「重点支援地方交付金」です。
このうち2割の使途は各自治体が選ぶことになっていて、国は食料品の価格高騰対策として「おこめ券」を推奨しますが、プレミアム付商品券の発行など他の方法を選ぶ自治体も出ています。
・大阪市が選んだのは「プレミアム付商品券」 1口あたり3000円分多く買い物できる
大阪市が選んだのは政府が後押しする「おこめ券」ではなく「プレミアム付商品券」でした。
大阪市はプレミアム付商品券事業、物価高対応、子育て応援手当支援事業として78億18万6000円を追加で計上する補正予算案を提出し、11日、市議会で可決されました。
『プレミアム付商品券』は1口あたり1万円の購入で1万3000円分の買い物ができ、1人最大4口までです。
対象店舗は小売店や飲食店、サービス業の参加登録をした店を想定しています。
利用期間は、2026年7月中旬から2027年1月中旬となる見込みです。
・「嬉しい」「お金いりますやん」街の人からは賛否
「プレミアム付商品券」の受け止めを街の人に聞いてみました。
(40代女性)「もらえたら嬉しいですね」
(Q.おこめ券より商品券のほうが?)
「用途は広がってありがたいなと思います」
(50代男性)「プレミアム商品券、前もやったでしょ。そういう意味では準備できているのでまだマシ」
(90代女性)「現金の方があっさりしていいんじゃないかなと思いましたけどね」
(70代女性)「1万円出して1万3000円の買い物ができるということは、(商品券を買う時には)お金いりますやん」
・「遅い!」時期には多くが不満 利用開始は来年7月から
商品券の導入には賛否の声が上がりましたが、発行の時期については不満の声が多く聞かれました。
「遅いですね」、「いますごい物価高いし、今困ってはる人がいるからすぐやってもらわないと意味ない」
「プレミアム付商品券」が利用出来るのは来年7月中旬からの予定です。
喫緊の物価高対策のはずが、半年以上経ってようやく利用できるようになる見通しなのです。
(大阪市・横山市長)「当然、明日お配りできたらいいんですけれども、現実的には事業者決定の公募事業者決定、皆さんからの応募で最終的に配布、お手元に届くというところまでには一定の期間がかかる」
今回のプレミアム付商品券は、前回の440万口より多い620万口を販売する予定で、来年4月中の申し込み開始を目指したいとしています。
【物価高対策】用途は広がったけど「遅い…」 大阪市は「プレミアム付商品券」 利用開始は来年7月か 「おこめ券」選ばず
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