和歌山・白浜町にあるアドベンチャーワールドが24日、飼育している全4頭のジャイアントパンダを中国に返還すると発表しました。
人目を気にせずゴローンと寝転がったり、ムシャムシャと笹を食べたりする愛くるしい姿が見られるのも残りわずかとなってしまいました。
返還の理由についてアドベンチャーワールドは、日本と中国との間で進められていた「ジャイトパンダ保護共同プロジェクト」が8月で契約期間満了となるためと説明しています。
そのうえでアドベンチャーワールドは「パンダが健康で幸せに暮らすことができ、それぞれが、新たな命をつなぐ役割を担うことへの期待を込めて送り出すこととなりました」とのコメントを発表しました。
高齢の良浜は医療体制が整う環境で過ごすことが望ましいとして、子どもの結浜、彩浜、楓浜の3頭は将来の繁殖を目指しパートナーを探すということです。
(来園者)「寂しいですね。今、日本ってパンダが少なくなっているのでびっくりです。あと上野だけになっちゃうんですね」
これまでに17頭のパンダが生まれ、中国以外の飼育施設では最も多い繁殖実績を誇っていたアドベンチャーワールド。
(来園者)「アドベンチャーワールドってパンダというイメージが強いので寂しい」、「いつかは来ると思っていましたが、4頭いっぺんにってのは思っていなかったので、少し残念です」、「共同繁殖の研究基地ということ
でもあるので、誰か新しい子たちが来てくれるとありがたいです」
中国に向かうのは6月末ごろで、その1カ月ほど前から隔離検疫を実施します。その期間中はガラス越しでパンダを公開する予定です。
(今津孝二園長)「良浜は、10頭の赤ちゃんを産んでくれましたので、本当にありがとうと。3頭のまた次のあらたなパートナーと一緒に、このジャイアントパンダの保護にむけて一役かってもらいたいなと思っています」
【愛くるしい姿残りわずか】パンダ4頭すべて6月に中国へ 来園者らもショック隠せず 和歌山・アドベンチャーワールド
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