京都アニメーションが放火され36人が死亡した事件で、殺人などの罪で起訴された青葉真司被告(45)の裁判員裁判が京都地裁で始まり、被告は起訴内容を認めました。
午前10時半すぎからの初公判に、青葉被告は車いすに乗って現れました。起訴内容について問われると、やや弱々しい声で「間違いありません」と認めました。また被告は、「事件当時はこうするしかないと思っていたが、こんなにたくさんの人が亡くなるとは思っておらず、現在はやりすぎだと思っています」と述べました。
起訴状によりますと青葉被告は2019年7月18日、京アニのスタジオにガソリンをまき、火をつけて社員36人を殺害するなどの罪に問われています。検察側は、動機について「人生がうまくいかないのは、京アニや、作品を盗用した監督のせいだ」と被告が思うようになったと指摘しました。
(傍聴券配布に並んだ人)「どうしてこのような事件を起こしたのか、きっかけや心情を知りたいです」
裁判の一番の争点は、「被告の刑事責任能力の有無」となる見通しで、検察は冒頭陳述で、「被告には完全責任能力があった」と強調。一方、弁護側は「妄想にとらわれていて心神喪失で無罪、または心神耗弱で減刑されるべきだ」と主張しました。
裁判は今後、143日間の長期間に及ぶ予定で、判決は来年1月25日に言い渡されます。
【京アニ事件初公判】青葉被告の様子は?何を語る?傍聴している記者たちからの報告【ABCテレビ報告】
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