36人の命が犠牲となった京都アニメーション放火殺人事件。4年を費やし、初公判の日を迎えました。
2019年7月18日、京都アニメーションのスタジオが放火され社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件。殺人や放火などの罪に問われているのが青葉真司被告(45)です。
当時、近畿大学病院で主治医として治療にあたった上田敬博医師。事件後に被告と会話した数少ない人物の1人です。
上田医師:「(青葉被告は)ため口だったり、汚い言葉は使わないし、そういうしゃべり方なんだろうなとは思いました、ふだんから」
青葉被告からは何度もこんな質問があったそうです。
上田医師:「自分が底の底、救う価値がない人間なのに(治療を)やるのかという質問をしてきた。どういう人であっても同じような治療をするという話はしました」
京都地裁で5日から始まった青葉被告の裁判員裁判。車いすに乗って法廷に現れた青葉被告は、うなだれるような仕草を見せます。首元にはやけどの痕とみられる大きな赤いアザがありました。
起訴内容について問われると、やや弱々しい声で、こう述べました。
「私がしたことに間違いありません。事件当時は、こうするしかないと思っていたが、こんなにたくさんの人が亡くなるとは思っていませんでした。現在はやりすぎたと思っています」
弁護側は「妄想にとらわれていて心神喪失で無罪、または心神耗弱で減刑されるべきだ」と主張。
また無罪でない場合は量刑に影響する事情として「多くの犠牲が出たのは建物の構造に問題があった」と述べました。
一方、検察側は「妄想があったのは事実であるが、今回の犯行は妄想に支配されたものではなく、被告人のパーソナリティーが現れたものだ」「筋違いな恨みによるものである」。
そのうえで検察側は「被告に完全責任能力があった」と主張しました。
遺族の一人、寺脇(池田)晶子さんの夫(50)は初公判後、報道陣に対しこう話しました。
「やっと始まってくれたなって。これで判決が出れば、子どもにもきちっとした形で説明できるし、子どももきっとけじめがつけれるし。青葉さん初めて見た時 法廷に入ったとき、僕もなぜかわからないが涙が出てきた。やっと張本人の顔を拝めたでっていう思いからの涙かもわからない、わかんないです本当に。ただ涙が出てきた」
「量刑だけに興味を持つのではなく、なんでって、なんでこんなことが起きたの?って、青葉さんなんでこんなことをやってしまったのかっていうことに、みんなで目を向けてほしい」
【青葉さん、なんでこんなことやってしまったのか】京アニ放火殺人事件 初公判を終え遺族が語った思い 元主治医は「ため口や汚い言葉は使わない、普段からそういうしゃべり方なんだろうなと」
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ