今月9日に淀川に迷い込んだクジラの死骸が先ほど船で沖合に運ばれ、海へと沈められました。
まだ夜明けを迎えていないけさ5時前。
クジラの死骸を海に沈めるため、沖合へと運ぶ作業が始まりました。
クジラが淀川の河口に迷い込んだのは、先週月曜日のこと。
クジラの体長はおよそ15メートルで、体重は38トン。
あまりの大きさに、取材カメラマンも思わずこう漏らします。
「何か、やっぱりでっかいなあ」
「あっ、潮噴いた!クジラが潮を噴いています」
(カメラマンリポート)
淀川の河口でクジラが見られるのは非常に珍しいということもあって、近くの駐車場には、ひと目見ようと、多くの人たちが押し寄せました。
潮を噴いたり尾びれを動かしたりと、元気な姿を見せていましたが、発見から3日4日と経つにつれ、動きが鈍くなります。
そして発見から5日目、クジラが死んだことが確認されました。
死骸は、そのまま放っておくとガスがたまり、破裂する恐れがあります。
対応を求められた大阪市の松井市長は、「海から来たクジラくんですから、死んでしまったら海にかえしてあげたい」と述べ、クジラを海に沈めることを決定。
港でクジラが爆発するのを防ぐため、運び出す前に体内からガスを抜き、あわせて、専門家が学術調査もしました。
クジラを沈める場所は、発見地点から約140キロ離れた、和歌山県と徳島県の間に広がる紀伊水道の沖です。
そして、午後3時ごろ、深さ1000メートルを超えるという海の底へ、クジラはかえっていきました。
【さようなら】迷いクジラ“淀ちゃん” ゆっくりと海底へ【和歌山・紀伊水道沖】
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