古川「きょうは「千林商店街」で有名な千林に来ております。と言うのも、
ある方に呼び出されましてね…その方との待ち合わせがこの近くなんですよ。」
古川 「さてさて…」「あ、いらっしゃった!」
「岸田さんです~!」
そう、われらが木曜コメンテーター、作家・岸田奈美さん。
なんと、人生初のロケだそうです。
岸田 「こんにちは~お願いします!」
古川 「ここに来てと言われたんで来てみたんですけど」
岸田 「古川さんがお寿司が大好きという話を小耳に挟みまして」
古川 「大好きです!」
岸田 「きょうは、古川さんを
“お寿司のニューワールド”にお連れしたいと思って。」
古川 「パワーワード出ましたね。“お寿司のニューワールド”?」
“お寿司のニューワールド”とは一体…?
やってきたのは、鮮度・季節感にこだわったお寿司や
一品料理がいただける「にぎり長次郎」さん。
岸田「お魚は古川さん好きですか?」
古川「大好きですよ。肉より魚派で。普段定食とか選ぶときもショウガ焼きと
お造り定食だったら絶対お造り定食。ってくらい生魚が好き。」
岸田 「古川さんが大好きそうな、あそこに泳いでいるお魚たち。
今日は“観客”でございます。」
古川 「何を言うてるんですか(笑)え?」
魚たちが「観客」???戸惑いを隠しきれない私に、岸田さんから衝撃の一言が…
岸田 「きょうはお魚のお寿司を……食べません。」
古川 「え!!」
岸田 「言ったじゃないですか“お寿司のニューワールド”って」
「私は一切お魚のお寿司食べないんです」
古川 「ええええええ」
岸田 「お肉のお寿司とか、野菜のお寿司とか。これすべて“陸上寿司”というお寿司です。」
古川 「陸上競技の“陸上” 陸上寿司?」
そう「陸上寿司」。その名の通り、海の幸ではなく
陸上でとれたネタだけを握ったお寿司のこと。
世の中には、「陸上寿司愛好会」なる団体が存在し、
その頂に立つ会長こそ、何を隠そう岸田さんなのです。
古川「まずは、頼みたいもの頼んでいいですか?岸田さんも頼みたいもの頼んで下さい」
岸田「じゃあすみません、コーンの軍艦を私と古川さんで1つずつお願いします。」
古川「ちょっと待ってください、僕の分は大丈夫ですよ、
岸田さん?岸田さん? のっけがコーン!?」
岸田「『まあまあだまされたと思って』と思ったけど、大将も結構焦ってますね(笑)」
古川「ほら、笑ってらっしゃるじゃないですか大将も!」
大将「大丈夫です 大丈夫です(笑)」
陸上寿司業界で、「通」が頼む一皿目。それが「コーン寿司」。
まだ、理解が追い付いていない私は…
古川「ハマチ、ほたて、イカください」
岸田「ちょちょ待ってください。陸上寿司って言ってるでしょ!!」
古川「違うんですよ、岸田さん。これくらい頼んで、一個陸上寿司入るかなくらいですよ笑
なんなら僕陸上寿司を一回も食べずに寿司一席終わるときありますよ。」
そうこうしているうちに、「コーン軍艦」が…
岸田「これはちょっと珍しい。」
古川「大体コーンってもうマヨとあえた状態のものを軍艦にしますよね?長次郎さんは(マヨを)ちょい乗せスタイル」
岸田「だからコーンを最初に頼むとそのお店の特色が出ておもしろいんですよ!」
古川「笑 あのマグロで店の違いがわかるみたいな言い方されますけど…コーンなんですね笑」
「うわ~ごめんなさいね~違和感やわ~いきなりこれ~」
「一皿目コーン…」
私、半信半疑のまま、実食です…。
古川「至福じゃないですか!」
岸田「しゃきしゃき」
古川「マヨコーンってマヨネーズ多めでコーンの味どこいったみたいな感じになるとき
ありますけど、これはちゃんとコーンの甘みうまみ、感じられますね。」
幼い頃、魚が苦手だったという奈美少女。
岸田さんと「陸上寿司」との出会いは小学生の時でした。
お父さんが初めて回転寿司に私をつれってくれたときに「お魚食べられないなみちゃん。世の中にはこんなうまい寿司があるねん」と出てきたのがコーン寿司で衝撃を受けましたね。
「コーン寿司」をきっかけに陸上寿司の虜になった岸田さん。
愛好会の会長として、日々、普及活動に努めています。
そんな「陸上寿司」には4つのカテゴリーがあるといいます。
まず、コーン、アボカド、かっぱ巻きなどに代表される王道、「野菜系」。
子どもたちを中心に圧倒的な人気を誇る「お肉系」と、「卵系」。
そして、いなりや納豆巻きなどの「独立系」。
さらには、こんなネタも…
岸田「これね、水陸両用になってるんですよ!ここにいくらがいるんですよ」
古川「ちょっといまさらっとおっしゃったけど“水陸両用“?
あ!いくらがのってる!それを水陸両用!はあ~」
寿司業界にとっても、「陸上寿司」は無視できない存在になっているようで…
古川「長次郎さんのメニューの割合で言うと陸上寿司は?」
大将「(陸上寿司は)約2割くらい」
古川「2割もあるんですか!」
岸田「2割しかないんですか!」
古川「感じ方が全然違う…笑」
年々、存在感を増す「陸上寿司」。長次郎さんでも「揚げなす二色田楽」や
「とり天寿司」などオリジナリティあふれるネタを日々、生み出しています。
岸田「テンション上がるところいって良いですか?」
古川「なんですか?」
岸田「お肉系頼んでもいいですか?
古川「でた!!」
岸田「どうします?分けます?」
古川「大丈夫です肉寿司は。僕お肉寿司はDon’t touchです」
岸田「どうゆう理由で!?」
古川「肉の脂がしんどくなっちゃって」
岸田「だとしたらもう大根おろしの牛カルビですかね?」
長次郎さん一押しの牛カルビ寿司!なんと7種類もあるんです…
岸田「めっちゃ柔らかい」
古川「ん!ほんまや!お肉めっちゃ柔らかい…」
岸田「焼き肉屋さんで食べるお肉とほぼほぼ同じ…さっきあぶってました?」
大将「あぶりました」
岸田「おいしい」
古川「香りもちゃんと香ばしい香りがしっかりしますね」
私も少しずつ、「陸上寿司」の魅力がわかってきました。
ここで、岸田会長が「長次郎さんにくれば必ず頼む」
というネタを注文することに。
岸田「おもしろいですよ名前が。すみません、涙巻一皿ください。」
古川「なんですか、涙巻って?」
大将「涙巻は大泣き、子泣き、中泣き?」
岸田「大泣きで!」
古川「怖そう、怖そう何!今、大将笑てはりましたよ…」
古川「そうゆうことか。わさびだ!」
岸田「ということは大泣き子泣き中泣きというのは?」
古川「怖い怖い怖い!それ、もう罰ゲ…何を言おうとしてるんですか!」
ぎっしりと詰まった本わさび。心していただきます。
古川「いただきま~す」「………ちょっと待って助けて~あぁ~…こら!!泣いてる笑」
岸田「デトックスこれが笑」
古川「お寿司のニューワールドなるもの、まさかの陸上寿司。魚ネタを一切食べない。
実際きょうの岸田さん、9皿全部陸上寿司です。」
岸田「ただ今日の古川さん見て、楽しんでくださったんですけど、
もう一歩距離を置かれているなって」
「ニューワールドのその先にお連れしたいなと思ってます。」
古川「はい、よろしくお願いします。」
岸田「ちょっとびびってるじゃないですか。」
【お寿司のニューワールド】愛好会会長が語る“陸上寿司”の魅力 お寿司の“新たな”楽しみ方【にぎり長治郎・千林店】
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