「カレーで再出発!」です。大阪市内に、新たにオープンしたカレー店。期間限定、しかも週1回木曜日だけの営業なんですが、そのワケとは・・・?
(2022年9月16日放送)
#abcテレビ #newsおかえり
大阪市東住吉区にある、カレー店「ニモアルカモ」スタッフがキッチンで準備をしていますが
実は、この日はお店の定休日・・・
「今回、初営業というか…まだ認知もそこまでいってないかもしれないですけど。」
オーナーの古市邦人(ふるいち・くにひと)さん。
今回、お店の休みの日を利用して、同じ場所で、
新たに「特別なカレー店」をオープンすることにしました。
営業日は週1回木曜日。ランチタイムの3時間のみ。スタッフのほぼ全員が・・・
実は、精神的な負担などの理由で休職・離職していた人たちなんです。
「『今回できたんだったら、あれも出来るかもしれない』とか、
次を信じられる一つ目の「できた」という感覚を掴んでもらうのが1番の目的ですかね。」
古市さんはカレー店を営む傍ら、
長年、主に若い人を対象とした就労支援に取り組んできました。
今回もその一環で、仕事から離れていた人が
再び働ける「きっかけ」作りにしたいと考えたのです
「しんどいなと思っていた時期に、プロジェクトを知って自分にぴったりだなと」
お店のコンセプトは「アルバイトとボランティアの間の働き方」。
誰でも気軽に働ける環境作りを目指します。
「ゆとりがあって、いつ誰が休んでも良いとか、無理せずに来れるという働き方があるのは、
バリバリ働く手前の、準備するようなリワークのような環境として必要」
「働きやすさ」にも工夫が・・・例えばオープン前のミーティングでは、
1人1つ「わがまま」を言ってもOK!
「体調は良くなって、調子はいいんですけど心のほうはちょっと下がり気味で、正直。/
わがまま1個言うのは、お昼ご飯を食べたい・・・」
「(一旦)家帰る?昼寝してきてもいいから」
「わがまま」は、働きやすい環境作りのために大事なことだそうです。
「みんな優しすぎて、我慢して、言いたいこと言わないということがあったので/
そういう(わがままを言う)ルールがあったほうが、いいねという話になった」
また、メニューはメインのカレー1つにしぼり、1人でも対応できる体制を構築。
急きょ仕事を休んでも、罪悪感を減らすことができます。
オープンしてすぐ、9席ある店内はあっという間に満席に。
スタッフ3人と古市さんで手分けをして、お客さんをもてなします。
「カレーセット2つと、レモンすだち1つずつ。ラッシー食事と一緒にお願いします。」
メインはバターの自然な甘さが際立つカレー。「パラタ」というインド発祥で、
薄く焼いたデニッシュ生地のようなパンがセットになっています。
お客さんの反応は-
「美味しいです」
「週1度だけ働くという働き方はどう思いますか?」
「すぐフルタイムとなると、仕事やめてからは想像しにくいけど
ちょっとずつだったら、出来るかなと想像しやすい」
「週5日か無職かの極端な働き方しかないので、間の選択肢はいいなと思う。」
無事、3時間の営業初日が終了。
最後に営業中に気付いたことをメンバーで共有します。
「きょう心地よく良いペースで働けた感があるので、わたしだけじゃなくてみんなが楽に働ける方法を実践していけたら、いちばん嬉しいなと」
「久しぶりに接客して、しゃべれるのめっちゃ楽しくて、/心が温かくなりました。」
お店の営業は来月上旬までの、残り5回。
「自分の個性を理解して、それにあった道を選ぶのを目標にしているので
(個性を)分かった上で働いてほしいなと思うし、そうするとしんどくなりづらい
仕事選びができるのではと。」
【新たな働き方】スタッフは精神的な負担などの理由で休職・離職していた人たち カレーで再出発 アルバイトとボランティアの間の働き方【大阪】
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