去年6月、大阪市北区のカラオケパブを経営していた25歳の女性が殺害された事件。16日の初公判を前に、常連客だった被告が事件前に女性と交わしていたやりとりの詳細がはじめて明らかになりました。
LINE上に残された、大量の不在着信。その間隔は、わずか数分おきでした。
「見てもいい気はしないと分かってはいたが、見ていたらここまでひどい、ひどかったんやなって。ほとんどが一方的に送ってきているという感じですよね」
おかえりのカメラの前でこう話したのは、稲田雄介さん。去年6月、25歳という若さで殺害された、稲田真優子さんのお兄さんです。雄介さんの手元にあるのは、真優子さんの遺品となったスマートフォンです。その中には…
(宮本浩志被告)「ちょっと残業するから、1日の最後にまゆさんに会いに行こうかな」、「居留守みたいなことされて、残念でした。ほかの方とは電話してたのにね」
真優子さんに対して続く、執拗な連絡が残されていました。
(真優子さん)「いっぱい掛かってきて怖いんですが、何が聞きたいんですか?」
(宮本被告)「電話出て」、「出ないのが、悪いでしょ」、「出るまでかけるよ」
連絡の主は、殺人の罪で起訴されている宮本浩志被告(57)。宮本被告は、大阪市北区のカラオケパブでオーナーの真優子さん(当時25)を殺害した罪に問われています。宮本被告は去年6月11日、真優子さんに見送られ店を出たあと、真優子さんが店で一人になるまでビルに潜み、犯行に及んだとみられています。ただ、宮本被告は「店には行ったがやっていない」と犯行を否定しています。
真優子さんに対して、午前2時すぎまでくり返したメッセージや電話。しかし、そのわずか3時間後には…
(宮本被告)「おはよう!お疲れさまです。今日は夕方まで雨ですね。気をつけて下さいね。また電話しますね」
メッセージは、真優子さんが殺害された当日にも送られていました。
(宮本被告)「そういえば今日は惣菜系なんか準備してるの?」
(真優子さん)「今日はありませんよー」
(宮本被告)「はーい」
最後のやりとりは、午後7時前。宮本被告は、何気ないこんなメッセージを送った後に犯行に及んだのでしょうか。
事件発生から約1年3ヵ月。16日に開かれる初公判に向け兄の雄介さんは…。「どんな判決が出ても、どっちにしても妹は戻ってこない。僕や家族が思うのは素直に認めてもらう、素直に話をしてもらう。しっかり反省をする、やったことを後悔する、それですね。亡くなったあとも真優子のことを苦しめないでほしいと思う」。
【独自】被害者に数分おきに不在着信 LINEに「出るまでかけるよ」 被告の執拗な連絡明らかに・・・16日に初公判【大阪・天満カラオケパブ女性店主殺害】
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