4月、大阪府吹田市のマンション建設現場で不発弾が発見されました。
アメリカ製で、太平洋戦争の時のものとみられます。
近くにはJRおおさか東線と京都線が通っていて、住宅も立ち並んでいます。
果たして、爆発の恐れはないのでしょうか・・・?
(堀江政生記者)「陸上自衛隊の桂駐屯地です。当日どんな作業をするのか、実際に見せてくださるということなので、こちらに伺いました」
今回、撤去作業を担当するのは陸上自衛隊の不発弾処理を専門とする部隊です。
4月に吹田市で見つかったものは、長さ1メートル80センチ、直径60センチで重さは1トンあります。
現在、現場の爆弾のまわりには安全対策を施していますが、万が一爆発すると、半径300メートルの範囲に影響が出る恐れがあります。
吹田市は、現場を中心に同じ範囲を「警戒区域」に指定。
区域内に住む約950世帯2000人に撤去作業中の一時的な避難を呼びかけています。
住民の安全が確保されたら、撤去作業、スタート。
当日の作業も今回実演をしてくれる4人が行います。
(陸上自衛隊中部方面隊 久保健次1尉)「今回は弾底信管を特殊工具を使って手動により取り外します」
不発弾には、「信管」と呼ばれる筒型の起爆装置が爆弾の前と後ろの2カ所についています。
この信管に爆弾の内側方向に向かって力が加わると爆発するため、取り外す必要があるということです。
「初動回せ」
(久保1尉)「この今初動を回せというのは、回るか回らないかの一回目のアプローチ。こちらが初動と呼ばれるもので、この瞬間が隊員も緊張感が最高潮に達している状態です」
少しでも信管に衝撃が加わると、爆発する可能性があるため、1つの信管につき30分以上かけて慎重に外していきます。
「ねじ山離脱」
(久保1尉)「今ネジ山の部分が外れましたという状況になります」
「静かに引き抜け」
「静かに引き抜け」
(久保1尉)「静かにここから衝撃を加えないように静かに。爆弾本体から信管を抜き出します」
信管を2つとも外せば、作業終了。
その後、基地に運ばれ解体されます。
(久保1尉)「皆様の生活の安全を守るため隊員一丸となって、安全確実に処理を実施したいと考えております」
【陸自・不発弾処理部隊が模擬実演】第二次大戦時の「米国製2000ポンド普通爆弾」信管撤去作業 半径300mの範囲に影響・・・24日”不発弾処理でJR一時運休へ【大阪・吹田市】
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