「見開きに教祖夫妻の写真がありますね」
「『天聖経』という同じ本なんですけど何種類かあるようなんです
これも買わされてこれも買わされて」
大阪府内に住む仲本さん(仮名・55)。
世界平和統一家庭連合=旧統一教会の
信者だった母親が持っていた経典を、今も処分できずにいます。
1冊いくらで買った?「母親のメモに430万円払ったっていうのがいう記録があった」
仲本さんの母親(当時81)が、旧統一教会に入会したのは2008年、68歳のころ。
父親と夫が相次いで亡くなり、1人で暮らすようになった直後でした。
「「統一教会の事務所みたいなところにつれていかれて
先祖が苦しんでいるんじゃないですかねとか(言われた)」
「お父さん、それから、夫が亡くなって、ちょっと心に隙間があったのかなと」
大阪府内にある支部で信者となった母親は、入会した直後から、献金や、教会の
関連商品の購入を始めたとみられます。遺されたメモや、通帳をさかのぼると、
教会側に支払ったのは、少なくとも総額3000万円以上。
「(支部の信者に)もうこれ以上献金はさせないということで、お願いしたんです。」
「(母に)なぜそんなこと勝手に言うんやとえらい剣幕で怒られましてね。全然もう家族のいう
ことを聞いてくれないようになってました」
母親は、生活費の捻出もままならなくなり、亡くなったときには、仲本さんの父親が
遺した資産は ほとんど無くなっていたといいます。
仲本さんは、旧統一教会の支部で、
母親が所属していたグループの信者を相手に損害賠償を求めて、
大阪地裁に訴えを起こし、今も裁判は続いています。
信者の言い分は・・・。
「(仲本さんの母親は)家庭連合の教えに出会ったことを感謝して、献金も感謝して
おこなっておられましたし、信仰の証をされた記録もみずから残しておられます」
仲本さんの母親は、みずから献金をしていたと主張。
教会側が裁判に証拠として提出してきた母親が書いたという文書には、
母親が進んで献金をしているような言葉が書き連ねてあります。
「家族に後で訴えられても母が信仰を持って、自ら献金したものやからと言い訳はつくようにしてるんじゃないかなと思いますね」
旧統一教会は、事件を受けて開いた会見で、「2009年以降、献金をめぐる
トラブルはない」としていましたが、きのう「(2009年以降)、信者が心変わり
して献金の返還を求めるケースはごくわずかにある」と説明を補足しています。
「日本は信教の自由というものがありますけれども 高額の献金については歯止めが必要だと思う」
【総額3000万円超】母は旧統一教会の信者 息子が語る献金の実態 本1冊430万円支払ったというメモも【安倍元総理銃撃事件】
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