●上海市の東でロックダウンが始まってから52日が経過。
多くの市民が隔離状態続いている。
●ネットスーパー・宅配などの機能が一部回復。
配給の頻度が増える。
自由にものを選べる状況ではないが、
量的には過剰に食料が手に入って困っている。
ただ、外部から食料調達禁止の地区も存在する。
場所によって状況が違う。
Qロックダウンの効果は出ている?
●当局は昨日「”社会面ゼロコロナ”を達成した」と
宣言し、中国メディアも、大々的に報道。
●社会面ゼロとは
新規感染者がゼロになっている状況ではない。
10日以内に感染者が発見され重点管理している
住宅区からは感染者が出ている。
それ以外の地区から感染者がゼロという状況が
3日間続いているという状況。
●「政府が想定していない地域からは新規感染者が出ていない
=感染はコントロール出来ている、だから社会面”ゼロコロナ”だと宣言している状況。
→隔離が続く市民からは不満も多い。
Q どうなれば外出できる?
●それがわからない、見通せないから困っている
他の区では~だったが地域ごとに異なる
●上海市当局は、『一昨日(16日)から、商業活動を徐々に再開させる』と発表。
ただ、自宅から見える市内中心部の道路は・・・
ご覧のように閑散とした状態。
●一方で、おととい辺りから外出が許可された住民の数が増えているという話を、
隣の区の住民から取材している。こちらが撮影をしてもらった映像。
スーパーに行列が出来ている。
●ただ、外出が許可されても自由に買い物できるわけではない。
一部のスーパーには、事前に配られた「入場券」がないと入ることが出来ない。
48時間以内のPCR検査が必要 買い物は30分以内 そのほか、豚肉は2パック
野菜は3パックまで・・・など、厳しい制限アリ。
●さらに、一部地域では、その「入場券を手に入れるための抽選」が
行われている所もある。こちら、SNSから入手した情報。
スーパーへの入場券が当たる確率は29・68%と書かれている。
外出できても、「スーパーに行くのが招待制」
という状況。
QVTRにもありましたが日本に物が届かないということが・・・何が起きているんですか?
●上海市内の日系企業の工場も、ほぼ生産が止まっている。どういうことかというと・・・
工場を通常通りに稼働させるためには
「人(労働力)」「材料」「物流」
工場の操業許可が下りたとしても、
「働く人」が隔離状態のため集まらない。
材料を置いておく「倉庫」に
営業許可がおりないため、材料が確保できない。
材料を運ぶ、製品を運ぶための運送力が奪い合い。
自由な運送が出来ないため、運べない。
こういった要素が絡み合い、
サプライチェーンが断絶し、
日本に部品が送れない状況が発生している。
Q『6月中にロックダウン解除』という発表あったが市民はどのように受け止めている?
●上海で暮らす人に受け止めを取材すると、
ネガティブも反応が多い。
すでに封鎖から50日が経過しているが、
「通常の生活が戻ってくるのは、
早くても6月以降、さらに数週間、
1か月以上先になる」ということ。
【隔離生活52日】ついに活動再開も!?スーパーに行くのが招待制!?期待感に“待った” ANN上海支局の高橋大作支局長が解説【中国・上海】
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